楽天ANAマイレージクラブカードのメリットとデメリット

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選べる国際ブランド
VISA、MasterCard、JCB
初年度年会費
無料
翌年以降年会費
550円(税込)
※年1回以上利用で次年度無料

楽天ANAマイレージクラブカードのメリット、デメリット、知っておきたいQ&Aなど、クレジットカードマニアの私がどこよりも詳しく徹底的に紹介します。

完全解説:楽天ANAマイレージクラブカードが優れている7つのメリット

特典1:ANAマイルか楽天ポイントを選べる2つのコース

ANA
楽天カードといえば、楽天ポイントを貯めるカードです。

しかし、楽天ANAマイレージクラブカードは、以下の2つのコースのどちらかを選べます。

楽天ポイント 100円につき1ポイント貯まる
ANAマイル 200円につき1マイル貯まる

楽天ポイントを貯めるか、ANAマイルを貯めるかを選べます。申し込み後も、コース変更が可能です。

単純に、楽天ポイントを貯めたい方は楽天ポイントコース、ANAマイルを貯めたい方はANAマイルコースを選べばいいでしょう。

なお、楽天市場やポイント加盟店での利用ポイント、キャンペーンポイントはコースにかかわらず、楽天ポイントで進呈されます。

特典2:ANAマイルを選ぶとカードの利用でANAマイルが貯まる

ポイント還元率 0.5%~
貯まるポイント ANAマイル

楽天ポイントは2ポイント = 1マイル(ANA)に交換できます。しかし、マイルに交換するには、交換手続きが必要です。

楽天ANAマイレージクラブカードの場合は、貯まったマイルは、ANAマイレージクラブのマイル口座に進呈されます。

つまり、ANAマイルを貯めたい方は、交換をする手間が省けるという点でも、楽天ANAマイレージクラブカードに利便性があります。

普段の買い物でポイント還元率0.5%~

コンビニ、スーパー、ドラッグストア、ネット通販、公共料金の支払い、携帯電話代など、楽天ANAマイレージクラブカードが使えるお店なら、ANAマイルが200円につき1マイル貯まります。

還元率


1マイルは、交換する商品により0.5円~10円以上の価値に変動します。平均すると2~5円相当といわれるのが一般的です。

例えば、ANAマイルは楽天ポイントに10,000マイル = 10,000ポイントに交換できます。この場合、楽天ANAマイレージクラブカードで貯めたANAマイルの還元率は0.5%になります。楽天ポイントの他にも、Tポイントやnanacoポイントなど、多彩なポイントに交換できますが、ほぼ0.5%の還元率での交換になります。

ANA国内線・国際線航空券は、シーズンによって、必要マイル数が異なります。例えば、東京沖縄間は、レギュラーシーズンで、片道9,000マイル必要です。ただし、航空券は時間や日にち、座席で料金が変わるため、正確な還元率は出せません。

1マイルあたりの価値が、2円のときもあれば3円のときもあります。それでも、1マイルの価値は、1円以上である場合が多いです。仮に、1円だった場合の楽天ANAマイレージクラブカードで貯めたANAマイルの還元率は1%になります。

特典3:楽天ポイントを選ぶと楽天ポイントが貯まる

ポイント還元率 1%
貯まるポイント 楽天ポイント

楽天ポイントコースで貯まるポイントは、楽天カード楽天PINKカードと代わりありません。

楽天ANAマイレージクラブカードは、途中でも好きなコースに切り替えられるメリットがあります。

普段の買い物でポイント還元率1%

コンビニ、スーパー、ドラッグストア、ネット通販、公共料金の支払い、携帯電話代など、楽天ANAマイレージクラブカードが使えるお店なら、楽天ポイントが100円につき1ポイント貯まります。

楽天関連サービスで2倍以上

楽天市場、楽天ブックス、楽天トラベル、楽天ダイニングで楽天ANAマイレージクラブカードを使うと通常の2倍(100円につき2ポイント)のポイントが貯まります。

また、SPU(スーパーポイントアッププログラム)が、以下の条件で適用されるとポイント倍率がアップします。

▽最大16.5倍
・楽天市場での買い物で+1倍
・楽天モバイルRakuten最強プラン契約でポイント+4倍
・楽天モバイルキャリア決済(月に2,000円以上お支払い)でポイント+2倍
・Takuten Turboまたは楽天ひかりの対象サービスを契約でポイント+2倍
・楽天カードを楽天市場でのお買い物利用で+1倍
・楽天銀行口座から楽天カード利用分を引き落としで最大+0.5倍
・楽天証券 投資信託 当月合計30,000円以上のポイント投資(投資信託)で+0.5倍
・楽天証券 米国株式 当月合計30,000円以上のポイント投資(米国株式 円貨決済)でポイント+0.5倍 ※米株積立および買付手数料無料海外ETF除く。
・楽天ウォレットで暗号資産現物取引で月に合計30,000円以上購入で+0.5倍
・楽天トラベル対象サービス5,000円(税込)以上の予約で対象期間中利用+1倍
・楽天ブックス:月1回3,000円以上のお買い物でポイント+0.5倍
・楽天Kobo:月1回3,000円以上のお買い物でポイント+0.5倍
・楽天Pashaトクダネで当日に300ポイント以上獲得し「きょうのレシートキャンペーン」にて審査通過レシート10枚以上達成で+0.5倍
・Rakuten FashionアプリでRakuten Fashion商品を月1回5,000円以上お買い物するとポイント+0.5倍
・楽天ビューティ月1回3,000円以上ご利用で+0.5倍

楽天スーパーセールやお買い物マラソン、ショップのキャンペーンも合わせると、もっとポイントを貯められます。

なお、楽天市場での買い物で、楽天ANAマイレージクラブカードのANAマイルコースを選んでいた場合、キャンペーンポイントは楽天ポイントで進呈されます。

つまり、200円の買い物の場合、以下のようになります。

ANAマイルコース:1マイル(0.5%還元~) + 6ポイント(3%還元)
楽天ポイントコース:6ポイント(3%還元)

※楽天市場での買い物で+1倍と楽天カードご利用で+2倍の内訳:楽天市場ご利用ポイント1%+楽天カードご利用通常ポイント1%+楽天カードご利用特典ポイント1%)

キャンペーンなら5倍~10倍ポイントが貯まる

キャンペーン ポン!カン!!キャンペーン、楽天e-NAVI、感謝デーなど

楽天ANAマイレージクラブカードで支払うことで、ポイントが2倍以上貯まるキャンペーンが豊富です。

5倍~10倍貯まることもあります。

楽天カード会員専用オンラインサービスである楽天e-NAVIでは、開催中のキャンペーン情報を確認できます。

特典4:ANAマイレージクラブ、楽天Edy、楽天ポイントカードの3つの機能付帯


楽天ANAマイレージクラブカードには、ANAマイレージクラブ、楽天Edy、楽天ポイントカードの3つの機能がついています。

つまり、これら3枚のカードを持ち歩いていた方は、1枚に集約することができ、財布の中をすっきりできます。

ANAマイレージクラブ

ANAマイレージクラブの機能を要していることで、スキップサービスを利用できます。

スキップサービスとは、ANA国内線の利用時に、チェックイン(搭乗手続き)を飛ばして、直接保安検査場に進めるサービスです。

チェックイン(搭乗手続き)を省くことで、少しでも、時間を節約できます。

楽天Edy

電子マネー 楽天Edy

楽天ANAマイレージクラブカードに楽天Edyを付帯できます。

楽天Edyとは、以下のような楽天Edy加盟店で利用できる電子マネーのことです。

セブンイレブン、ファミリーマート、ローソン、ミニストップ、デイリーヤマザキ、セイコーマート、ポプラ、イトーヨーカドー、ピアゴ、アピタ、マツモトキヨシ、ツルハドラッグ、ブックオフ、TSUTAYA、タワーレコード、ケーズデンキ、エディオン、ビックカメラ、ヨドバシカメラ、ジョーシン、高島屋、紳士服ハルヤマ、紳士服コナカ、Gap、ドン・キホーテ、ロフト、マクドナルド、ガストなど※加盟店は変更になることがございます

事前にチャージ、または楽天ポイントを楽天Edyに交換しておけば、クレジットカードが利用できないお店でも、支払いできます。

楽天Edyでの支払いでも、200円につき1ポイントの楽天ポイントが貯まります。

楽天ポイントカード

ポイントカード 楽天ポイントカード

楽天ANAマイレージクラブカードに楽天ポイントカードを付帯できます。

楽天ポイントカードとは、ポイントサービスのことです。

楽天ポイント加盟店でカードを提示すれば、楽天ポイントが貯まる・使えます(100円につき1ポイントなど。加盟店によって異なる)。

マクドナルド、出光、くら寿司、ミスタードーナツ、ペッパーランチ、ポプラ、大丸、紳士服コナカ、コメ兵、ツルハドラッグ、ダイコクドラッグ、ジョーシンなど※加盟店は変更になることがございます

さらに、楽天ANAマイレージクラブカードでクレジットカード決済すると、100円につき2ポイント(楽天ANAマイレージクラブカード1ポイント+楽天ポイントカード1ポイント)貯まります。

ANAマイルコースを選んでいた場合は、200円につき1マイル(ANA) + 楽天ポイントカード2ポイントが貯まります。

※100円につき1ポイントの加盟店の場合

もちろん、ポイントカードとして利用できるので、必ずしも楽天ANAマイレージクラブカードで決済しなくてもOKです。現金 + 楽天ポイントカードでポイントを貯められます。

特典5:マイルへの交換も可能!ポイントの使い方が多彩(楽天ポイントコースの場合)


貯まったポイントは、楽天市場をはじめ、楽天関連サービスで1ポイント=1円相当として、利用できます。

楽天グループ 楽天市場、楽天トラベル、楽天ブックス、楽天kobo、楽天モバイル、楽天GORA、Rakuten TVなど
楽天ポイント加盟店 マクドナルド、出光、くら寿司、ミスタードーナツ、ジョーシンなど
楽天ペイ加盟店 ドミノピザ、TOHOシネマズ、無印良品、タワーレコード、JINSなど

※ポイントが使えるお店は、変更になることがございます。

ポイントをマイルに交換できる

ANA
ポイントは、以下の航空会社のマイルへ交換できます。

ANA:2ポイント→1マイル

楽天ポイントコースを選んでおいて、ポイントをANAマイルに交換することもできます。しかし、はじめから、ANAマイルコースを選んでおくと、交換する手間が省けて便利です。

特典6:年会費実質無料でも海外旅行保険付き

海外旅行傷害保険 最高2,000万円(利用付帯)
国内旅行傷害保険 なし

海外旅行傷害保険とは、海外旅行中の傷害死亡やケガ、病気などの傷害事故を保証してくれる保険です。

自動付帯と利用付帯の違い
自動付帯:保有しているだけで適用される保険
利用付帯:旅行ツアー代金や公共交通機関の支払いなど、定められた条件に対して、クレジットカード決済することで適用される保険

海外の医療費は高額です。旅行傷害保険が付帯しているカードは、心強い味方になります。

補償額を上げたいなら楽天プレミアムカードを検討しましょう。楽天プレミアムカードは、最高5,000万円の海外旅行保険が付帯します(ANAマイルコースは選べませんが)。

特典7:補償が充実。不正利用や盗難でもあんしん

補償 不正利用探知システム、本人認証サービス、ネット不正あんしん制度、商品未着あんしん制度、カード盗難保険など

楽天ANAマイレージクラブカードは、クレジットカードを安心して使える補償が充実しています。

カード紛失盗難における損害金額の補償、ネットショッピングでの不正利用を補償、楽天市場で購入した商品が届かない場合に請求を取り消しなど、万が一の事態でも安心です。

不正利用について

紛失や盗難で、クレジットカードや会員番号を他人に不正使用されてしまうことはあるでしょう。

しかし、楽天ANAマイレージクラブカードには盗難保険が付帯しています。

特別なケースを除き、紛失・盗難を届けた日から60日前にさかのぼり、それ以降の損害額を補償してくれます。

安心してクレジットカードを利用できます。

楽天ANAマイレージクラブカードのデメリット

電子マネーへのチャージでポイントが付かない

以前は、nanaco、モバイルSuica、SMART ICOCAへのチャージでもポイントが貯まりました。

しかし、今は制度が変更になり電子マネーへのチャージでは、ポイントが貯まりません。

電子マネーへのチャージでポイントを貯めたいならリクルートカードを検討するといいでしょう。

楽天・ANA関連のサービスを使わないならメリットが少ない

楽天ANAマイレージクラブカードは、楽天ポイントまたはANAマイルが貯まることが最大のメリットです。

そのため、楽天・ANA関連のサービスを利用しないのであればメリットは少ないです。例えば、JALのマイルを貯めたい方は、メリットがないです。

しかし、普段の買い物で貯めたポイントは、ガソリンスタンドやマクドナルドなど、日常に利用するお店でも使えます。

数あるポイントサービスの中でも、楽天ポイントは使い勝手がいいです。

また、ANAマイレージクラブ、楽天Edy、楽天ポイントカード、楽天カードの4つの機能が付いています。使えるお店の多い機能を1枚に集約することができ、いざというときに便利です。

年会費は実質無料なので、1枚持っていて損はないカードです。

楽天ANAマイレージクラブカードの知っておきたいQ&A

年会費はかかるの?

楽天ANAマイレージクラブカードは初年度年会費無料です。次年度以降は、550円(税込)かかります。

しかし、年に1回でもカードを利用すれば、無料になります。コンビニで100円の買い物をするだけでもOKです。実質年会費は無料と考えてもいいでしょう。

年会費永年無料の楽天カードと比較したい方は、以下ページもご覧ください。

家族カードは発行できる?年会費は?

家族カードは、年会費無料で発行できます。

家族カードでも本会員と同様にポイントが貯まります。

ETCカードの発行に年会費がかかる

ETCカードの発行には、年会費が550円(税込)かかります。

しかし、通行料金100円につき1ポイントが貯まります。

つまり、年間で54,000円以上高速道路を利用するなら元は取れます。実家への帰省、旅行、通勤でETCカードをよく利用するなら検討する価値があります。

なお、楽天Point Club会員ランクがダイヤモンド・プラチナ会員であれば、年会費無料になります。

Apple Payは利用できるの?

使用できる店舗 QUICPay加盟店、モバイルSuicaへのチャージ可能

楽天ANAマイレージクラブカードで、Apple Payを利用できます。

Apple Payとは、カードの代わりに、登録したiPhoneで支払いができるサービスです。QUICPay加盟店で利用できます。

Apple Payの支払いでも、楽天ポイントが貯まります。ただし、モバイルSuicaへのチャージでは、ポイントが貯まりません。

楽天カードラウンジは利用できる?

楽天カードラウンジ
ハワイのワイキキ(T ギャラリア ハワイ by DFS)にある楽天カードラウンジを利用できます。

ラウンジでは、以下のようなサービスを利用できます。

・荷物の当日中一時預かり
・PC/プリンター
・ドリンクの無料提供(冷たいジュース・コーヒー・日本茶等)
・ベビーカー貸し出し
・傘貸し出し
・マッサージチェア
・授乳室
・キッズコーナー
・オプショナルツアーの予約

私も家族でハワイに行った際に楽天カードラウンジを利用しました。詳しくは、以下ページにまとめています。

国際ブランドは何を選べばいいの?

楽天ANAマイレージクラブカードは、VISA、MasterCard、JCBを選べます。

何にするか迷ったら、世界で最も使えるお店が多いVISAを選んでおくといいでしょう。

その方が、楽天ポイントを貯められるお店が増えます。

以前は、JCBにすることで、nanacoへのチャージでポイントが貯まりました。しかし、今は廃止されたので、そのメリットはありません。

審査や年齢制限は?誰でも発行できるの?

楽天ANAマイレージクラブカードの申し込みは18歳以上(高校生は不可)の方が対象です。

ただし、発行には、審査があります。申し込めば、必ず発行できるわけではないので、注意しましょう。

楽天ANAマイレージクラブカードと楽天カードの違いを教えて?

楽天ANAマイレージクラブカードと楽天カードの違いは3つです。

・ANAマイレージクラブ
・ANAマイルコースを選べるか否か
・年会費(楽天カードは永年無料。楽天ANAマイレージクラブカードは初年度無料で次年度550円(税込)、年1回以上利用で次年度も無料)

ANAの特典をのぞけば、楽天カードと同じ内容です。

つまり、ANAマイルを貯めないのなら、楽天カードでもいいでしょう。仮に、一度も使わなくても年会費がかかることはありません。

他の楽天カードとの違いを教えて?

楽天カードには、楽天カード、楽天ANAマイレージクラブカード以外にも種類があります。

他の楽天カードとの特典の違いを知りたい方は、以下ページをご覧ください。

楽天ANAマイレージクラブカードはこんな人におすすめ

・楽天ポイントもANAマイルも貯めたい
・ポイントやマイルを貯めて旅行に行ったり、欲しいものを購入したりして楽しみたい。
・楽天市場や楽天トラベルなど楽天関連サービスをよく利用する


楽天ANAマイレージクラブカードは、楽天カード、楽天Edy、楽天ポイントカードポイント機能が付帯。楽天グループや楽天ポイント加盟店など、ネットショッピングでも普段の買い物でも、お得に貯められます。

服やカメラもポイントで購入できます。全額ポイントで支払えば、無料で欲しいものが手に入ります。


貯まったポイントを楽天トラベルで使えば、格安で旅行に行けます。ホテルや高速バスの支払いにも使えます。

ANAマイレージクラブ機能が付帯しているから、国内線の搭乗もスムーズです。


ANAマイルで航空券を購入、楽天ポイントをホテル代に使う、といったこともできます。

楽天ANAマイレージクラブカードは、楽天ポイントもANAマイルも貯められる利便性の高いクレジットカードです。

公開日:2018年1月29日